温熱環境で内部結露計算を行う際に、工事住所から「アメダス地点」を特定しなければいけません。
推奨するアメダス地点を探すことは容易ですが、微妙に表記がない住所の場合は
どうしても近くの都市や町に設定して計算すると、「アメダス地点を確認してください」
というような質疑をもらう場合があります。
そうするとまた地点を探して計算しなければなりません。
そうならないためにも、アメダス地点の確定を確実に抑えていきたいものです。
内部結露計算に使われるアメダス地点の確定方法
こちらから探してみましょう。
①検索バー内で、調べたい工事場所の住所を入力(例:新潟県魚沼市六日町)
②その地点を中心にして、画面表示範囲を拡大
③周りのアメダス地点が出てきました。これを評価協会の指導要綱から
④なるべく近場、温度は低めのほうが「安全側」で検討できるので、
この場合は「十日町 -0.4℃・小出 -0.3℃・水上 -1.4(藤原 -3..0℃でもいいかもしれません)」を選択。
このアメダス画面をPrt Scrして提出すると確実です。
なお、表の中に計測点の都市があればそれひとつで大丈夫です。(その場合は表を見るだけで、アメダス地点を探す手間はいりません)
この選択方法が慣れてしまえば、表を見ることが面倒になります。(笑)
※このアメダスデータは、著者本人が提供しているものなので
データを利用できなくなる場合もありますが、しばらくは大丈夫です。