運転免許は通いと合宿のどっちがよいか?違いを分かりやすく紹介

運転免許をいよいよ取得したいとやる気になって、免許取得を考えている場合は必ず考えることが「通いで免許を取得か?」「合宿で免許取得した方がいいか」それとも「手っ取り早そうだから一発試験で免許取得するか」

自動車運転免許を取得するためには選択肢が3つあることがわかりますが、それぞれどの方法が一番自分に合っているかが最善の考え方です。

そこで「通いで免許を取得」「合宿で免許取得」どっちがよいか?それとも「一発試験で免許取得」が自分に合っているか?三つのメリットとデメリット、違いなどを分かりやすくまとめてみました。

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運転免許、通いと合宿での取得方法は?

運転免許を通いで取得する(指定教習所で取得する方法)

日本の現状では、実は新規で自動車運転免許を取得する人の約95%が公安委員会(警察)が認定する「指定自動車教習所」へ通うと言われています。

教習所へ通い、学科や技能の講習を受けて卒業を目指す一般的なルートです。

教習は道路交通法に定められたカリキュラムで行われ、全て教習所内

  1. 仮免許学科試験
  2. 仮免許技能試験
  3. 卒業学科試験
  4. 本免技能試験(卒業検定:卒検)

の順で試験を受けます。

最後に全ての試験に合格することで卒業となり、

その後は地域の運転免許センター・試験場にて「本試験」(最終試験)を受けることになります。

指定自動車教習所の卒業検定を合格した場合は、本試験の内容は学科試験と適性試験の2つを受けることとなり、合格した暁には念願の運転免許証が交付されます。

運転免許を合宿で取得する方法

教習所へ通わないで卒業検定が合格するまでの一定期間合を、宿所などに滞在しながら運転免許取得を目指すのが「合宿免許」です。

合宿可能な指定自動車教習所が用意している寮やホテルに泊まって、合格するまでの決められたカリキュラム(学科・実技)を集中的に学びます。

学科や技能講習の内容や流れなどは通いと変わりません

  1. 仮免許学科試験
  2. 仮免許技能試験
  3. 卒業学科試験
  4. 本免技能試験(卒業検定:卒検)

通いとの大きな違いは、

「教習費・宿泊費・食費などの費用が全て含まれたセット料金になっていること」

ということです。

合宿の終了後(卒業検定合格後)は「通い」と同様運転免許センター・試験場で本試験となる学科試験・適性試験を受験することで合格をした場合は運転免許証が交付されます。

一発試験(直接試験場で試験を受けて免許を取得する方法

教習所(通いも合宿も)には一切通わないで、運転免許センター・試験場で受験するのが「一発試験」です。

運転免許センター・試験場で直接学科試験と技能試験を受験する方法です。

大体の試験場での流れとして、

  1. 仮免許学科試験
  2. 技能試験の予約
  3. 技能試験
  4. 適性検査
  5. 学科試験
  6. 技能試験
  7. 近くの教習所で取得時講習の予約
  8. 取得時講習
  9. 試験場へ修了証明書を持参して、運転免許証が交付

実は一発といっても、免許交付までの工程が多いので1日では免許は取得できません。

しかも一発試験では「運転技術があって当然」という大前提で試験が行われるため、安全確認をはじめとする「より細かい点」が試験対象となるので、「難易度が非常に高い」と言われています。

実際のところ、初心者ではなく何かの理由で一度取得した運転免許証を失効(免許取り消し)してしまった人たちがほとんどです。

しかし独自の勉強や試験用の運転技術で自信がある方は、「通い」や「合宿」よりも短期で一番金額がかからない方法と言われています。

「一発免許取れたよ~!」なんてこと、言ってみたい人におすすめです。

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運転免許、通いと合宿での金額はどのくらい違うのか?

運転免許「通い」と「合宿」、「一発」で取得する金額と時間は?

 

  • 通い免許→25万~30万円
  • 合宿免許→15万~25万円

(ただしMT免許の場合はそれぞれ上記の1万~5万円が増額)

時期によっては値段に差が生じますが、おおよそ10万円の差があります。

  • 一発免許→ストレート合格の場合は26,300円で免許取得!

(仮免許5,500円、本試験5,400円、取得時講習15,400円 試験申請費用・ただし特定執行者は仮免許1,450、本試験800円の車両手数料が不要となります)

 

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運転免許「通い」と「合宿」、「一発」で取得する時間は?

実は最短で免許が取得可能な時間は通いと合宿は同じです。

ATは最短13日間、MTは15日間

実技教習を受けられる時間は法令で決まっているため、

  • 第1段階では1日2限
  • 第2段階では1日3限

が受講可能な単位となっています。

最短では同じですが、

・合宿は「免許を取得するために泊まり込みで組まれたカリキュラム」なので、最短の取得は可能ですが、休日なしで15日間の合宿が多いようです。

・通いの場合は逆に予約制が当たり前のため、気に入った教官に教わりたいとか、学校に通いながら、働きながら通う場合が多く、実際には1カ月から長くて半年かかる可能性が高いです。

・一発の場合は上記にある通り

  1. 仮免許学科試験
  2. 技能試験の予約
  3. 技能試験
  4. 適性検査
  5. 学科試験
  6. 技能試験
  7. 近くの教習所で取得時講習の予約
  8. 取得時講習
  9. 試験場へ修了証明書を持参して、運転免許証が交付

をストレートで合格した場合は

7日間程度で免許を取得することができます。

くれぐれも「一発なんだから1日で取れるだろう」と思いがちではありますが、そうではありません。

引用 https://trafficnews.jp/photo/70598#photo2

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運転免許は通いと合宿のどっちがよいか?まとめ

 

免許取得までの方法、金額と時間についてまとめてみました。

自分にあった方法を選んで、免許取得のために楽しく頑張ってみてはいかがでしょう。

くれぐれも免許取得の際は「初心忘るべからず」で安全運転を心がけましょう。

 
取得方法 内容 金額 時間
通い
  1. ・仮免許学科試験
  2. ・仮免許技能試験
  3. ・卒業学科試験
  4. ・本免技能試験
25万~30万円  

1カ月から半年

(最短13日)

 

合宿 ※通いと同じ 15万~25万円 15日の場合が多い

(最短13日)

一発
  1. 仮免許学科試験
  2. 技能試験の予約
  3. 技能試験
  4. 適性検査
  5. 学科試験
  6. 技能試験
  7. 近くの教習所で取得時講習予約
  8. 取得時講習
  9. 試験場へ修了証明書を持参
26,300円程度 7日間

(ストレート合格)

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